Defferent View
PSY・Sのデビューアルバム。デビュー作にして松浦さんの天才っぷりが思う存分発揮されたアルバムだと思う。そのぶん結構クセもあるので、最初は取っつきにくく感じた。ちょっと残念なのは、まだCD黎明期だったためかいまいち音が良くないところ。今の技術でマスターを作り直して欲しい気がするんだよな。ほとんどの曲は別のアルバムにも収録されていたりもするんだけど……
前にもちょっと書いたのだけど、このころのチャカさんの声って後期に比べると”硬い”感じがする。悪い意味ではなくてね。イメージとしてレーザー光線みたいな感じ。どこまで減衰せずにまっすぐに延びていくような。だからかもしれないが、このアルバムからは硬派な尖ったイメージを受ける。アルバム全体で見るとかっこいい系とかわいい系がバランスよく入っているのだけど。
それにしても、どの曲も20年前に作られたとは思えないんだけど、やっぱり少し早すぎた?
収録曲