PSY・S Presents "Collection"
私にとってPSY・Sが特別なグループである理由は、彼らの曲が非常に私好みであるというのはもちろんなのだけれど、それだけではない。PSY・Sを知ることによってそれまで全く知らなかったミュージシャン達を知ることになったのだ。自分の音楽の趣味がそれ以降変わってしまったんだ。
このアルバムは、To-yのサウンドトラックと共に、その第一歩となったんだ。鈴木賢司、ZELDA、バービーボーイズ、GON-TITI、楠瀬誠志郎、溝口肇といった人たちによって作られた音楽は、それまで私が知っていたものとはずいぶん違って聴こえた。収録曲は松浦さんがやっていた番組「サウンドストリート」のマンスリーソングが中心。何月の歌だったのかは、歌についているイラストでわかるらしい。もうちょっと早くファンになっていれば番組聴いていたんだけどなぁ。それがかなり悔しい。
収録曲の中ではドリーム・スープがとにかく好きでねぇ。本当にぜいたくな音楽を聴いた時に感じる幸福感がある。あと、昨日SIGNALについて書いた後に「私は流行、あなたは世間」のインストバージョンを聴くと、これが後で「風の鏡」になるんだな、と思える。
収録曲
- Wake Up(Short Version)
- ドリーム・スープ
- 本当の嘘
- ビー玉坂
- Woman・S(Bossa nova Version)
- サイレント・ソング
- 絵に描いたよりPictureness
- 風の中で
- 私は流行、あなたは世間(Instrumental Vertion)